帝国データバンクは29日、2025年の飲料・食料品の値上げが3933品目にのぼり、前年の同時期に公表した品目数の1596品目を大幅に上回ったと発表しました。

2025年1月には1年半ぶりとなるパンの一斉値上げのほか、4月にはビール類などの値上げが発表されています。

おりからの「原材料高」に続き、「物流費」や「人件費」の影響が広がっていることが要因です。

一方、2024年の値上げは1万2520品目で過去3年間で最も少ない水準となりました。

帝国データバンクによりますと、値上げ後に購入数が減ったことで、2024年は積極的な値上げは控えられてきましたが、2025年の値上げラッシュは、サービス価格の上昇を企業努力で抑えることが限界に近づいていることのあらわれと分析しています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。