ゴム製の柔らかいロボットと森の香りや音などを組合わせた空間で、利用者に日常を離れて「無」の状態になってもらうサービスが登場しました。

 あえて目的を持たずに過ごすために開発された部屋は、ゴム製の人工筋肉で作られたロボットによって無になる時間を提供します。

 北海道の森林を再現したバーチャル空間を加え、視覚や聴覚、嗅覚的にもリラックスできる空間にしたとしています。

 無になる前には音楽やドリンク類を用意し、また、無になった後にも特別なカクテルなど様々なサービスを体験をすることができます。

 料金は25分間で1500円からです。

 このロボットを開発したタイヤメーカーのブリヂストンが28日から来月20日までオープンします。

ブリヂストン ソフトロボティクスベンチャーズ 山口真広主幹
「無になる前に『無前』『無中』『無後』というコンセプトを作って、これがサウナとか瞑想(めいそう)に次ぐ新しい無になる文化を作っていければなと。ウェルビーイング(個人や社会の良い状態)に、この柔らかいロボットが貢献できる可能性が十分ある思い、参入していこうと決意した」

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