セブン&アイ・ホールディングスが受ける創業家からの買収提案について、国内5つの大手銀行が融資の検討を始めたことが明らかとなりました。

セブン&アイは今月、創業家から買収提案を受けたと発表しました。

創業家に加え、伊藤忠商事などが出資を検討。さらに、大手銀行3行が融資を検討していることがわかっていました。

関係者によりますと、その3行に加え、三井住友信託銀行とりそな銀行も融資の検討を始めたということです。

セブン&アイは、カナダのコンビニ大手からも7兆円規模の買収提案を受けていて、創業家側の提案は実質的な買収防衛策とみられます。

創業家側は大手銀行5行や伊藤忠商事のほかにも複数の企業に支援を打診しているとみられますが、カナダ企業の提案を上回る資金を調達できるかは不透明な状況です。

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