ヨーロッパ最大級のスタートアップイベントで、福岡市が魅力をアピールしました。
北欧フィンランドの首都ヘルシンキ。
人口は約67万人、これは高知県とほぼ同じ規模です。
そして、11月の平均気温は1.3度。
雪の舞う夜のヘルシンキを走り回っているのは、福岡市の職員、石長さんら一行。
彼らがヘルシンキを訪れた理由は、ヨーロッパ最大級のスタートアップイベント「SLUSH」に参加するためです。
福岡市経済観光文化局・石長史康係長:
みなさんを福岡で待っています。Kiitos(ありがとうございます)。
世界中から集まった起業家や投資家に福岡市の魅力をアピール。
福岡市は2012年にスタートアップ都市宣言を行い、企業支援を強化。
スタートアップ企業が東京に一極集中しているといわれる中、さまざまな政策を推し進めてきました。
「SLUSH」参加の目的を石長係長に聞くと、「福岡市内のスタートアップが海外に行きたいと思ったときに、しっかり行政としてアプローチできるような海外展開の環境づくりが、われわれとしてすごく大事。海外の事業会社やVC(投資家)が、福岡市に来たくなるようなエコシステムをつくっていきたい」と話しました。
起業家を福岡から世界へ。
そして、世界の起業家を福岡へ。
その懸け橋となるため、石長さんの奮闘は会場内にとどまりません。
エストニア大使館やヘルシンキ最大のスタートアップコミュニティーなど、イベントをはしごです。
こうした場があることから、世界中から人や資金が集まるフィンランド。
有望なスタートアップが次々と立ち上がり、国際競争力は世界15位。
イノベーション力は7位と日本を上回っています。
そんなフィンランドに追いつけ追い越せと、石長さんは福岡の魅力をアピールします。
福岡市経済観光文化局・石長史康係長:
外国の方に福岡を好きになってもらって、福岡を楽しんでもらう。もちろん福岡の人も福岡好きだが、一緒に交じり合って、いろんなコミュニティーやコネクションができるのは非常に福岡が大きくなっていく要素の1つだと考えている。(Q.今回2日間で「フクオカ」という単語を何回くらい言った?)100回くらいは言っている。
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