リニア新幹線のトンネル工事をめぐり、地質や地下水の状況を確認するボーリング調査は11月20日に山梨側から静岡県内に入り、23日までに県境から10mに達しています。

26日に国のモニタリング会議が開かれ、JR東海から10mあたりの湧水量が基準値よりも少ないことや調査の状況を県や関係自治体にこまめに報告していることが説明されました。

委員からは湧水量の計測方法の丁寧な説明や地質がもろいとされる断層帯に到達する時には対応を改めて確認するなど慎重な調査を求める意見が出されました。

静岡県・森貴志 副知事:
当初決められた通り毎日報告されている。専門部会の委員に確認してもらいながら今は順調に課題なく進んでいるという認識

また、会議では水資源についての県の専門部会で議論を進めることを求める声があがりましたが、県とJR東海は論点を整理している段階で慎重に進めていく方針を示しています。

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