県内初の取り組みです。

大村市が長崎空港にふるさと納税ができる「自動販売機」を設置しました。

月末からの大型連休を見据え「空の玄関口」で特産品の魅力をアピールします。

KTN記者
「大村市のふるさと納税、どれにしようかなー、大村名物の塩ゆで落花生にします」

まるで飲み物を買うように簡単に、ふるさと納税の返礼品を選ぶことができます。

長崎空港1階に設置されたのは、県内では初めてとなるふるさと納税の自動販売機です。

皿うどんや長崎和牛など9つのメニューがあり、名前と住所の登録が必要です。

KTN記者
「免許証でも名前と住所を入力できるんですね、スキャンさせるんですね」

支払いはクレジットカードのみ。

返礼品は2週間前後で自宅に届きます。

園田裕史 市長
「現地決済で大村市を応援してもらい、納税してもらう、大村市の特産品を知ってもらい、さらに長崎をまた訪れていただけるリピーターになっていただける」

早速、自販機を使う男性もいました。

福岡からの観光客
「大村には色々お世話になっているイメージ。寄付はしたい」

ふるさと納税を利用した2022年度の大村市への寄付額は2億8500万円ほどで、県内最高額の佐世保市の8分の1程度でした。

市は自販機を通じた寄付金について、年間500万円を目指すとしています。

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