リニア工事が生態系に与える影響を協議する静岡県の会議が開かれ、水生生物への影響などを管理する方法についてJR東海が次回の会合で提示し合意を得ることが確認されました。

リニア新幹線の静岡工区をめぐって県は大井川や生態系に与える影響などに関する47項目のうち30項目が未解決として引き続きJR東海に議論を求めています。

こうした中、川勝知事が辞職を表明して初めて県の専門部会が開かれました。

会議では、水生生物への影響の回避や低減措置が話し合われ、川の上流部については現地調査を行うことを確認しました。

静岡県・森貴志 副知事:
まだまだ議論はありますが、こちらの求めるものを明確にしてテーマを絞って進めていったことで効果があったのではないかと思います

また、影響の回避や低減措置にモニタリング結果を反映させていく手順や方法について、JR東海が次回の会合で提示し合意を得ることで一致しました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。