県内の10月の企業倒産の件数は今年1月以来9カ月ぶりにゼロとなりました。

帝国データバンク佐賀支店によりますと、10月、県内で1000万円以上の負債を抱えて倒産した企業はなく、今年1月以来、9カ月ぶりにゼロとなりました。
年間の累計倒産件数は10月末時点で過去2番目の低水準であった2022年と並ぶ18件だということです。
一方で、全国的に建設業の倒産が目立つなか佐賀県でも建設業の今年の累計倒産件数は5件で業種別では製造業と並び最も多くなっています。
帝国データバンク佐賀支店は今後の見通しについて「中小企業ほど人材確保が厳しい状況となっていて財務面が脆弱な企業においては先行きを見通せず事業継続に行き詰まる懸念は高まっている」としています。

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