富士通と理化学研究所が共同開発したスーパーコンピューター「富岳」が計算速度を競う世界ランキングで6位となりました。1位から4位は米国が占めました。
富士通によりますと、世界のスパコンの計算速度を競うランキング「TOP500」で「富岳」は前回の4位から2つ順位を下げ、6位でした。
このランキングは半年に1度行われる専門家による国際会議で発表されています。
1位から4位はアメリカ勢が占め、5位はイタリアのスパコンでした。
「富岳」は産業利用などで実際のアプリケーションを効率よく処理する性能と、複雑なビックデータを処理する性能を競う2つの部門では10期連続で首位になりました。
2021年に完成した「富岳」は生成AIの基盤技術の開発に利用されているほか、線状降水帯を予測する精度の向上などにも活用されています。
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