牛の感染症「ランピースキン病」が、国内で初めて確認されたことについて、江藤農林水産大臣は「時間が経過すればほぼ回復する」との認識を示しました。
江藤拓 農水大臣
「ランピースキン、11月6日、乳用牛の農場で発生いたしました。国内初、乳用牛の生産に一時的な影響が出ますけども、時間の経過とともにほぼ回復すると言われております」
国内で初めて確認された牛の感染症「ランピースキン病」について農水省によりますと、これまでに福岡と熊本の農場あわせて9か所で発生が確認されているということです。
江藤農水大臣はきょうの会見で、原因となるダニの駆除や感染した牛を隔離するなど、周辺の県に対して防疫体制の徹底を呼びかけていく考えを明らかにしました。
「ランピースキン病」は、皮膚にしこりができ乳量が減るなどの症状がでる一方、死亡率は1%から5%と低く、多くは自然に治るといいます。
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