インフルエンサーに依頼した投稿を一部抜粋し、自社サイトに表示したことが「ステルスマーケティング」、いわゆる「ステマ」にあたるとして、消費者庁が大正製薬に措置命令を出しました。

 消費者庁によりますと、大正製薬はアンチエイジングのサプリメントについて、インフルエンサー3人に報酬を支払ってSNSに宣伝の投稿を依頼していました。

 自社サイトには広告の表記を外すなど、投稿が一部抜粋されたものだと隠して掲載していました。

 消費者庁は個人の感想を装って商品を宣伝するステマにあたるとして、大正製薬に再発防止を命じる措置命令を出しました。

 健康食品を対象とした「ステマ」の措置命令は初めてです。

 大正製薬は「再発防止に努める」とコメントしています。

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