世の中のありとあらゆるものを忖度なしに検証し、独自ランキングを紹介するMBS「サタデープラス」の『ひたすら試してランキング』。MBS清水麻椰アナウンサーが「ミートソース」を徹底調査。ひたすら試してわかった、“サタプラ的おすすめベスト5”を発表した。

本場で『日本人初』一つ星獲得の実力者「素材に対してどのような調理を施しているか」

 今回は、レトルトのパスタソースの中でも大定番の「ミートソース」(ボロネーゼを含む)16種類を比較。チェックポイントは、1.コストパフォーマンス 2.具材  3.そのままの味 4.パスタとの相性 5.応用性の5項目で、各項目10点満点の合計点で総合ランキングを決定した。

 味に関する項目の審査に協力したのは、東京・二子玉川の人気イタリアン「リストランテ イ・ルンガ」のオーナーシェフ・堀江純一郎さん。本場イタリアでシェフをしていた2004年に、日本人として初めてイタリア版ミシュランガイドで一つ星を獲得したイタリアンの実力者だ。そんな堀江さんが語るミートソースのポイントが、「素材に対してどのような調理を施しているか」。甘さ・塩味・酸味・苦味のバランス、さらに舌触りや粘度といった「味の感じさせ方」も重要だという。

 忖度なしにひたすら「ミートソース」を徹底調査。買って失敗しない、おすすめベスト5とは!?

5位は、酸味の効かせ方もコスパもいい、無印良品こだわりの一品

 第5位は、無印良品の『完熟トマトのミートソース 3袋入り』(税込450円 ※番組調べ)。

 完熟トマトの甘みやうま味を最大限引き出したという無印良品こだわりの一品。しかも価格も値ごろで、「コストパフォーマンス」のチェックでは、16商品の100gあたりの平均が約190円のところ118.1円を記録した。

 堀江さんは「酸味の効かせ方がちょうどいい」と、パスタのおいしさを底上げしてくれるトマトの酸味を高く評価。

 ピザトーストにアレンジして比較した「応用性」も高評価で、パンとの相性はもちろん、堀江さんは「濃度がしっかりしているので、温野菜にさっとかけると栄養バランスもよくなりますし、茹でただけの野菜もちょっとリッチになりますね」と提案した。

4位は、肉のうま味を凝縮 おうちで食べられる本場の味はまさに“贈りもの”

 第4位は、ニップンの『REGALO ボロネーゼ』(税込345円 ※番組調べ)。

 イタリア語で「贈りもの」を意味する『REGALO』。本場ボローニャの味を追求した本格派ソースは、炒めたひき肉を香味野菜と赤ワインでじっくりと煮込むことで、肉のうま味を凝縮している。

 清水アナは「噛んだ瞬間、お肉のうま味も出てくるし、その香りと味がパスタに絡まるとよりよくなりますね」と肉の風味を絶賛。堀江さんも「ソースのクオリティが非常に高い。これは本場イタリア寄りの味ですね」と感心し、「おうちで食べられないものがおうちで食べられる。まさに“REGALO”ですね」と称えた。

 肉の味が強いので、コロッケの具材に使うのもおすすめ。

3位は、「応用性」No.1 ごろごろのお肉はプロも称賛する量とクオリティ

 第3位は、日清製粉ウェルナの『マ・マー リッチセレクト お肉ごろごろのミートソース 1人前』(税込270円 ※番組調べ)。

 『お肉ごろごろ』の名前の通り、肉のごろごろ感が贅沢に楽しめる。堀江さんも、レトルトとは思えない肉の量とクオリティを称賛した。

 そんな肉のうま味にピーマンやたまねぎなど6種の香味野菜の風味を加えたソースは、パスタ以外のメニューにアレンジしても力を発揮し、「応用性」では見事1位に。ピザトーストに使うと、香味野菜の豊かな風味がマッチして、喫茶店で出てくるような本格的な味わいに仕上がった。

 さらに堀江さんは、このしっかりとした肉の量を生かして、「クラッカーにそのままのせて、おつまみにしても」と簡単アレンジを紹介した。

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