岩手県内の2024年9月の有効求人倍率は1.20倍となり、3カ月ぶりに前の月を下回りました。岩手労働局では「今後も物価上昇などの影響に注意が必要」としています。
岩手労働局によりますと、仕事を求める人1人に対する求人数を示す「有効求人倍率」は、県内では9月は1.20倍となり、前の月を0.01ポイント下回りました。前の月を下回るのは3カ月ぶりです。
産業別では、給食を請け負う事業所などで求人が増えた宿泊業・飲食サービス業で、前の年の同じ時期から25.8%増加した一方、製造業は外国人労働者の雇用拡大で求人を減らす動きがあったことなどから25.9%減少、サービス業では労働者派遣業で減少が目立ち、18.9%の減少となりました。
岩手労働局では「県内の雇用情勢は弱さが続いている。引き続き物価上昇などの影響に注意が必要だ」としています。
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