経済成長の続く東南アジアで、日本企業によるSDGsへの理解を進めるイベントが始まりました。

11月1日から始まった「Together Actions For SDGs」。
カンボジアの首都プノンペンにある「イオンモール センソックシティ」が会場です。
国連との共催で、去年に引き続き2回目の開催となりました。

「環境問題」「気候変動」「女性活躍」の3つのテーマで専⾨家‧企業‧政府関係者によるパネルディスカッションを行うほか、若い人の参加を促すため、日本・カンボジア両国のアーティストによるミニライブを開催します。

イオンモールは、カンボジアには2014年に進出し今では3店を数えるほか、既にベトナムやインドネシアなどASEAN地域に多くの大型商業施設を出店しています。

担当者は今回の取り組みについて「若い人が多く暮らす東南アジアにおいて、SDGsを『自分たちの課題』だと認識し、行動に移すことで近い将来の課題克服の果実を実感できるのではないか」と期待を寄せています。

実際、国連の報告書などでも、SDGs目標達成に向けた投資効果は途上国においてより高く、比較的少ない投資で大きな成果が得られる可能性が指摘されています。

目覚ましい発展途上の只中にあるASEAN地域。その中央に位置するカンボジアで、SDGs理解促進を目指す今回のイベントは11月3日まで開催されます。

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