広島空港の昨年度の利用者数は前の年度に比べて3割以上増えたものの、国際線がコロナ前の半数ほどで、全体としては9割程度の回復に留まっています。

広島空港の昨年度の国内線の利用者数は251万7026人で前の年度に比べて48万人余り増えました。これは2018年度に比べて95.5%でコロナ前並みに回復しました。

一方、国際線は去年1月に台北線、8月には大連・北京線、9月に上海線が再開したほか、ソウル線は今年1月に1日2往復になったものの、利用客数はコロナ前の半数を下回っています。

利用客全体では268万5689人と前の年度から3割増えましたが、コロナ前と比べると9割にとどまっています。

広島空港では来月12日に就航するベトナム・ハノイ線など国際線が本格的に回復して利用客数の増加が期待されています。

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