女川原発2号機再稼働を受け、東北電力の樋口康二郎社長は「震災からの復興につながるとともに電力の安定供給やカーボンニュートラルへの貢献の観点からも大きな意義があると認識している。今後とも地域の皆さまにはさまざまな機会を捉えて、当社の取り組みを分かりやすく丁寧にお伝えしてまいります」とコメントしています。

また、村井知事は10月30日、取材に応じ、宮城県としても都度、安全性を確認していくとの考えを示しました。

宮城県 村井嘉浩知事
「昨夜、社長さんから私の方に直接電話がございました。おかげさまで再稼働する運びとなりましたと。私からは安全をとにかく最優先にした上で、しっかりと安定的なベースロード電源としての役割を果たしていただきたいと思いますとお話をいたしました。今後も何が起こるかわかりませんので、いかなる問題にも対応できるようにしっかりとこれからも気を引き締めて対応していただきたいと思います。県も都度ですね、その都度、現地に足を運びながら、書類だけではなく現地に足を運びながらチェックをしてまいりたいと思っております」

また、立地自治体の女川町の須田善明町長は「引き続き進捗状況などの分かりやすい情報提供や現在の枠組みに止まることのない継続的な安全性向上を求めるとともに、地域住民の安全・安心の確立のため、国・県等と連携の上、再稼働工程などの確認を継続してまいります」とコメントしています。

石巻市の斎藤正美市長は「安全性のさらなる向上と地域住民に対する丁寧な説明や情報発信をしっかりと果たしていくことを求めます」とコメントしています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。