この秋、県内で収穫されたコメの「1等米」の比率は、9月末の時点で「95%」となった。これは岩手・長野に次いで全国で3番目の高さ。
農林水産省はことしの県産米の品質について、9月末までに収穫された分の「速報値」を29日に発表した。
それによると、ことしの県産米の「1等米」の比率は、去年と比べて51.8ポイント高い「95%」だった。
これは全国平均の「77.3%」を大幅に上回り、岩手・長野に次いで全国で3番目の高さとなった。
また、県内の主な銘柄別の1等米比率は、「雪若丸」が98.9%で最も高く、次いで「つや姫」が98.3%、「ひとめぼれ」が96.6%、「はえぬき」が94.4%などとなった。
県によると、ことしは田植えの時期からさまざまな高温対策をとってきたことや、去年ほどの猛暑にはならなかったことが要因とみられるとしている。
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