29日の日経平均株価は、寄り付きで下げたものの、その後は上昇すると、様子見の状態が続きました。終値は前の日より298円高い、3万8903円で取引を終えました。

ニッセイ基礎研究所 井出真吾氏
「一番は、アメリカ株上昇の流れを引き継いで、日本株にも海外投資家中心に買い戻しが入った。もう一つはアメリカの長期金利が上昇したことを受けて、日本の銀行株などの金融関連にも株買いの動きが入りました。市場全体で投資家心理を和らげた」

 衆議院選挙の影響は一段落し、今後はアメリカで重要な経済指標などの発表があり、警戒感が強まっていくと予想します。

井出氏
「今週末はアメリカの雇用統計、その前には日銀の金融政策決定会合がある。週末にかけては少し慎重姿勢が強まっていく」

(「グッド!モーニング」2024年10月30日放送分より)

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