コロナ禍で需要が拡大した医療や介護の現場などで使われるゴム手袋の製造施設が坂出市に完成し、10月25日、開所式が行われました。
坂出市の番の州臨海工業団地で行われた開所式には、香川県の池田知事や兵庫県に本社を置く手袋メーカー、ショーワグローブの星野達也社長らが出席、この施設で作られるゴム手袋をしてテープカットしました。
完成した「ショーワグローブ坂出事業所」は、敷地面積、約9万7000平方メートルで、コロナ禍で需要が拡大した使いきりのゴム手袋を製造する国内では最大規模の施設です。
生産から梱包、入庫までの工程をほとんど機械で行うことで、人手不足の解消や生産効率の向上を実現し、1日に約360万枚を製造します。
(ショーワグローブ 星野達也社長)
「水が豊富にあること、(本社のある)姫路から近い、土地があるということでこの場所に決めた。パンデミックが今後も起こる可能性がある中で、国境が封鎖されても国内で手袋を供給できるのは大きな意味がある」
(香川県 池田豊人知事)
「この地を選んでもらいとてもうれしい。新しい番の州臨海工業団地のスタートになる予感がしている」
このあと池田知事らは施設内を見学し、ゴム手袋の製造工程を確認しました。
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