秋田銀行の新しい頭取に芦田晃輔取締役専務が内定した。芦田専務は52歳で、歴代最年少での頭取就任となる。秋田銀行の頭取が交代するのは7年ぶり。
秋田銀行の第14代頭取に内定した芦田晃輔氏は、秋田市出身の52歳。1994年に入行し、人事部長や経営企画部長などを経て、2023年6月から取締役専務を務めている。芦田氏は歴代最年少での頭取就任となる。
25日に開かれた記者会見で芦田氏は、秋田県の地域課題に「人口減少」を挙げた。
秋田銀行 次期頭取に内定・芦田晃輔専務:
「人口減少は、事業者にとっても個人にとっても非常に影響が大きい。影響の範囲も広く、いろいろなことが影響を受ける。人材支援を地域価値共創事業の一つとして取り組んでいるが、この後の将来を展望しながら、人材のマッチングだけでなく、『どこを目指して、どのように事業を拡大するのか』が地域課題への対処の一つだし、当行の経営課題でもある」
なお、新谷明弘頭取は取締役会長に就任する予定で、6月25日に開かれる株主総会と取締役会で正式に決まる見通し。
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