災害時にガス供給設備の点検や復旧を行う災害救援隊の訓練が、22日に出雲市で行われました。
この訓練は、LPガスの供給で国内最大手の岩谷産業が、全国に置く74の事業所などで毎年この時期に一斉に行っています。
このうち、出雲市の平田LPGターミナルで行われた訓練には、山陰両県からオンラインも含め74人が参加しました。
訓練では、まず災害出動時のガス管の点検方法や緊急時に持ち出す工具について確認しました。また、大型ガスタンクを冷やすために水をまく訓練も行われました。
岩谷産業の災害救援隊は、1995年の阪神淡路大震災をきっかけに作られ、2011年の東日本大震災などで出動していて、2016年の熊本地震では山陰からも被災地の救援に向かったということです。
岩谷産業山陰支店・小谷康洋支店長:
災害はいつどこであるかわからないので、いつ出動依頼があっても出られるように意識を高めていただければと思います。
岩谷産業では、災害に備えて、今後もこうした訓練を重ねていきたいとしています。
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