岩手県盛岡市と遠野市を結ぶ国道396号から少し入ったところに店を構える産直「ルート396長岡」には、紫波町長岡地区で採れた季節の野菜や果物が並ぶ。
長岡産直組合 副組合長 伊藤由和さん
「紫波町の東側は果物が盛んなので国道(396号)沿いに何カ所か産直あるが、長岡の特徴は種類が豊富だということ」
伊藤さんによると、「シャインマスカット」や「藤稔(ふじみのり)」が多く出回っているという。
ここ数年人気が急拡大していると言う「シャインマスカット」は、種がなく皮ごと食べられるのが魅力。
「藤稔」も種がなく、糖度は高く果肉が柔らかくてジューシーなのが特徴だ。
長岡産直組合 副組合長 伊藤由和さん
「小粒の物も味があっておいしいが今、人気があるといえば大きい粒の方が人気」
大きな粒に育てるには、手間が必要だ。
生産者
「ブドウの房には粒が付いている。それを少なくする(間引く)」
秋の産直には、生産者が丹精込めて作り上げた”自信作”が所狭しと並んでいる。
このエリアにある「つがる」や「紅いわて」といったリンゴは、これから最盛期を迎える。
リンゴは冷蔵保存していたり、夏には早生品種が収穫出来たりと、ほぼ1年を通して購入することができるという。
買い物客
「(購入したのは)リンゴとブドウ2種類 キュウリとナスいっぱい買った。新鮮だから」
「品質が良いし、シャインマスカットもちゃんとした粒の物が出ている」
産直には果物以外にも秋の実りがたくさんあり、米や野菜、栗など山の恵みも多い。
長岡産直組合の副組合長・伊藤さんは、秋から冬にかけての楽しみ方について「果物で言えばブドウからリンゴが主力になるし、野菜では寒くなってくると根菜、ハクサイとかうま味、甘みのある野菜が増えてくるのでそういうのも楽しめる」と話していた。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。