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 最先端のデジタル技術が集まるシーテックが開幕しました。AI(人工知能)の新サービスや見えない光を使った技術など、今年も新しいものが目白押しです。

■見えない光で物質を識別も

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 今年で25周年を迎えるシーテック。出展する企業や団体は、去年よりも2割多い808で、およそ10万人の来場を見込んでいます。

0.3秒で11回転!

 三菱電機のブースにあったのはパズルキューブです。このロボットは世界最速で面を揃えるといいます。その速さは…。

 よく見えなかった人のために、もう一度。この時は11回の回転を、たった0.3秒で行いました。これだけ高精度な動きを、工場の生産ラインなどで実現できるというアピールだそうです。

葉っぱがセンサーに?

 そして、ジャパンディスプレイのブースに置いてある植物を手で触ってみました。何も加工していない葉っぱをセンサーとして使える技術です。

 これを応用すると、プレートの裏にあるセンサーで静電気を読み取って、石でも人工芝でも、置くだけでスイッチに早変わりします。

ジャパンディスプレイ 吉田公二さん
「様々な素材が全部タッチパネルになっていて、触ると点灯して、上下で照明の明るさが変わる」 見えない光で物質を判別

 続いて、ソニーがアピールしていたのは…。見えない光?

 例えば、黒豆と数珠が混ざったものは見た目には違いが分かりませんが、台に置くと数珠が透明に映りました。水と油が入った瓶も、はっきりと識別できます。

 仕組みは、上部に付いたカメラで人間の目には見えない光を読み取ることで、簡単に物質の違いを見極めることができるといいます。すでに食品工場などで異物の発見に使われているそうです。

ソニー 佐藤大地さん
「プラスチックと別の素材を(見分けて)、リサイクルの工場などでも今後、活用を期待している」

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■AIが社会問題を解決?

■AIが社会問題を解決?

AIが社会問題を解決?

 今年のシーテックでは、AI関連の展示も目立ちます。中でも、富士通はカメラで撮影するだけで、服の上からでも骨格や筋肉の動きをAIが読み取る技術を実現しました。

コンピュータの音声
「こちらが先ほどのシュートフォームと宮沢選手のフォームです」

 そのデータを元に、プロの選手と比較して、改善すべき点などを教えてくれます。

富士通 藤原英則さん
「今まではマーカーを付けていたが、それが要らなくなった。重たいものを持つ時に『その持ち方だと腰を痛めます』とか、AIが教えてくれたらいろんな社会課題が解決できる」

 シーテックは、18日まで開催中です。

(「グッド!モーニング」2024年10月16日放送分より)

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