国内の金の小売価格が、15日に続いて過去最高値を更新しました。

 金の国内小売価格の指標とされる田中貴金属工業の16日の店頭販売価格は、15日よりも1グラムあたり19円上がり1万4088円となりました。

 2営業日連続で最高値を更新しました。

 金の価格はこの1カ月ほどで1000円以上上昇しています。

 中東情勢が緊迫していることやアメリカの金融政策が利下げに転換したことなどが要因とみられています。

 金は「有事の金」ともいわれ、戦争や災害など世界経済を揺るがすような事態が発生すると需要が高まる傾向があります。

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