「SHOGUN」の次は「SUMO」が世界を席けんするのでしょうか?相撲をテーマにした映画がインドで公開されます。
■念願のハリウッド進出も キアヌとも共演
映画「SUMO」 この記事の写真相撲部屋でインド人の男性から厳しい指導を受ける力士。来月、インドで公開予定のボリウッド(インド「ボンベイ」と米「ハリウッド」の造語)映画「SUMO」のワンシーンです。
SUMOエージェンシー代表 田代良徳氏力士役で出演しているのは、かつて「東桜山」のしこ名で幕下まで進んだ経験を持つ元大相撲力士・田代良徳さん(48)です。
「ちゃんと感動の映画になっている」 SUMOエージェンシー代表 田代良徳氏「インドの若者がインドの海岸に流れ着いたお相撲さんを助けて。それだけ聞いたら、とんでもないエピソードというか、奇抜なシナリオになるんですけど、結構ちゃんと感動の映画になっている」 ハリウッドでキアヌ・リーブスさんとも共演
引退して17年、俳優として活動してきた田代さん。去年、念願のハリウッドにも進出し、あのキアヌ・リーブスさんとも共演を果たしました。
そんな田代さんが一体なぜ、インド映画に出演することになったのでしょうか?
「インドと日本の架け橋に」 田代氏「インドのスタッフが日本に来ているので、今から会えないかというのを本当にお昼ぐらいに電話いただいて、夕方にはもうすぐ皆さんとお会いして。いきなり映画に出ることになりました。インドと日本の架け橋というか、相撲を通じてこの映画を通じてそういった役割ができたら」 「世界に相撲を広めていきたい」
毎年海外で相撲のイベントにも参加している田代さん。年々、相撲人気の高まりを肌で感じているといいます。
田代氏「相撲を取った後、みんながスタンディングオベーションじゃないけど、立ち上がって拍手してくれて。世界でエンターテインメントとして受け入れられている。大相撲が末永く続くために、世界に相撲を広めていきたい」
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■大阪には体験型施設も 外国人になぜ人気?■大阪には体験型施設も 外国人になぜ人気?
体験型相撲エンターテインメント施設がオープン今年5月には、大阪で外国人観光客向けの体験型相撲エンターテインメント施設がオープンしました。
1時間のショーの出演者はすべて元大相撲力士で、田代さんも出演しています。ルールの説明や解説は全編英語で行われ、実際に土俵に上がって対戦を楽しむこともできます。
「非常に面白かったです」 参加した観光客「非常に面白かったです」
「こんなに近い所から力士の戦いを見ることができて、あと相撲について色々学ぶこともできて楽しかったです」
来場者は5カ月でおよそ1万人。80を超える国と地区に及ぶといいます。なぜ相撲はここまで外国人を引き付けているのでしょうか?
「日本独自のもの」 阪神コンテンツリンク 広報担当 細川愛理氏「相撲自体が1500年以上の歴史を持つため、日本独自のものであるということがまず1点と。あと迫力とスピードを兼ねそろえているので、海外の人から見ても分かりやすいコンテンツである。声援とか全力でやってくれるので 運営していてとても楽しいです」
(「グッド!モーニング」2024年10月15日放送分より)
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