15日、衆議院選挙の公示日を迎え、いよいよスタートする12日間の選挙戦。

 日経平均先物は、夜間取引で前の営業日よりも540円高い4万150円となっていて、15日の日経平均株価も4万円を回復する可能性があります。

 株式市場では過去、衆議院の解散から投票まで、日経平均がほぼ例外なく上昇してきた経験則から「選挙は買い」と言われていますが、油断はできません。

ニッセイ基礎研究所 主席研究員 井出真吾氏
「まだまだ不安定な状況、変動率が高い状況が続くと思う。必ずしも『選挙は買い』とはならないかもしれないです」

 その要因の一つが、トランプ氏とハリス氏の支持率が拮抗(きっこう)し、結果が読めないアメリカの大統領選挙です。

井出氏
「『オクトーバー・サプライズ』なんて言われていて、大統領選挙直前の10月は株価が大きく動くことがある。8年前はヒラリー・クリントン候補(当時)のスキャンダルが出てきたりとか。そういった不透明要因がたくさんありますので、株式市場も落ち着くには少し時間がかかると思う」

(「グッド!モーニング」2024年10月15日放送分より)

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