大型研究施設ILC・国際リニアコライダーの誘致活動を全国にPRする岩手県のキャンペーンが10月4日から始まり、東京でキックオフイベントが開かれました。
リーダーを務めるのはタレントの小島よしおさんです。
このキャンペーンは北上山地が建設候補地となっているILCについて、日本への誘致活動を盛り上げようと県が4日から始めました。
東京で開かれたイベントでは佐々木淳副知事が「全国の人にILCへの関心を持ってもらいたい」と挨拶しました。
このキャンペーンはILCを応援する人の輪を広げることを目指していて、4日は「ILCフレンズ」のリーダーを務めるタレント・小島よしおさんのメッセージが紹介されました。
ILCは数十キロの地下トンネルを建設し、宇宙誕生の謎に迫る実験を行う研究施設。
巨額の費用がかかるため、専門家の間で世界で一つだけ建設することが議論されていますが、海外でも同様の構想があることから日本政府は2025年3月までに誘致の判断をする必要があるとも言われています。
佐々木淳 副知事
「日本が実現に向けて具体的に動いていく大事なタイミング。国民的な盛り上がりでILCを後押しできればと思っている」
このキャンペーンでは「#ILCフレンズ」をつけてSNSに投稿すると、抽選で県産品などが当たるというもので、2025年2月7日まで行われます。
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