宮城県内でスポーツ用品店「パラマウントスポーツ」を経営する（株）エヌ・アンド・エスケイが９月２５日、仙台地裁から破産開始決定を受けました。負債総額は約１億５０００万円だということです。

国内外の企業情報を提供する東京商工リサーチによりますと、スポーツ用品小売業の（株）エヌ・アンド・エスケイは２００８年８月に設立。宮城県大河原町のスポーツ用品店「パラマウントスポーツ」を運営し、２０１７年８月には売上高３億円を計上していました。

しかし、店舗周辺の人口流出による顧客減少などにより業績が悪化し、赤字が頻発していました。近年はネット通販による売上拡大にも取り組んでいましたが、抜本的な財務改善に至らず、業績再建が困難と判断され、２０２４年９月２５日に仙台地裁から破産開始手続きを受けました。負債総額は約１億５０００万円にのぼるということです。

「パラマウントスポーツ」は８月末に運営を第三者に譲渡していて、営業を継続しています。

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