生成AIの開発をめぐり、ソフトバンクグループの孫正義社長は、10年以内に人間の知能を1万倍超える知能が実現し、感情も理解できるようになると強調しました。
ソフトバンクグループ 孫正義 会長兼社長
「1万倍の人工知能でも恐れる必要はないと、彼らはちゃんと我々を慈しんで、我々と調和をしてくれる世界であります。この超知性の世界が10年以内に来ると私は思います」
孫正義社長は「AIはむき出しの刃物みたいで恐ろしい武器になる危険性もある」と指摘。
ただ、AIに適切に学習させれば、思いやりや慈愛の精神を持つことができるとし、10年以内に人間の1万倍を超える“人工超知性”が実現するとの考えを示しました。
また、生成AIをめぐる開発競争については…
ソフトバンクグループ 孫正義 会長兼社長
「我々人間社会、企業はみんな競争していますから、競争の中では一番優れた叡智、一番優れた機能、そこに圧倒的価値が寄せられる」
日本企業が開発に取り組む消費電力やデータを抑えた効率重視の生成AIについて「小さな小さな成功で、言い訳だ」と述べ、ソフトバンクグループとしては大規模で高性能な生成AIの開発に取り組む姿勢を改めて強調しました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。