高い後継者の不在率を背景に、沖縄県内では中小企業や事業所のバトンを引き継ぐ事業承継が浸透しています。
那覇市にある創業46年の精肉店「具志冷凍食品」は、新鮮な山羊刺しや馬刺しなどを扱っています。創業者の具志吉昭代表(70)は高齢となり、体力面の不安から事業を譲ることを決め、県事業承継・引継ぎ支援センターの仲介で県内でデジタル広告などを扱う企業が引き継ぐことになりました。
▽具志冷凍食品 具志吉昭代表:
「若いスタッフで安心している。私の考えとマッチしている。ポジティブでどんどん仕事が捗る。これを活かして沖縄一の店にしてほしい。」
県事業承継・引継ぎ支援センターによりますと、事業承継がまとまった件数は年々増加傾向にあり、2024年度は30件を超える見通しだということです。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。