(ブルームバーグ):トヨタ自動車は「空飛ぶタクシー」を開発する米スタートアップ、ジョビー・アビエーションに5億ドル(約730億円)を追加投資し、商業化を後押しする。同社への投資総額はこれで8億9400万ドルになる。
トヨタは2020年にジョビーへの投資を開始。2日の発表によると、追加投資は今年と来年の2回に分けて資金を提供する。
トヨタモーターノースアメリカの小川哲男社長兼最高経営責任者(CEO)は「今回の追加投資にあたり、ジョビーが型式証明を取得し商業化に進むのを心待ちにしている」と発表資料で述べた。
2日の米株式市場でジョビーは一時21%余り上昇した。
ジョビー以外にも電動垂直離着陸機(eVTOL)を開発するスタートアップは複数ある。バッテリー駆動のeVTOLを用い、短距離間で人を運ぶ計画だ。ジョビーは来年遅く、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ首長国で商業サービスを開始することを目指していると最近明らかにした。
「空飛ぶタクシー」のジョビ-、世界に先駆けドバイでサービス開始へ
原題:Toyota to Invest $500 Million in Air Taxi Startup Joby Aviation(抜粋)
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