イランは1日、レバノンの親イラン武装組織ヒズボラの最高指導者殺害の報復として、イスラエルに180発以上のミサイルを発射しました。

こうした中東情勢の悪化で、日経平均株価が一時、1000円以上値下がりしました。

2日の東京株式市場は、前日のニューヨーク市場で中東情勢の悪化を受けて、投資家がリスクを避ける姿勢が強まり、主な株価指数が下落した流れを受け、売り注文が広がりました。

平均株価は1000円以上下落する場面もあり、節目となる3万8000円台を割り込んで2日の取引を終えました。

市場関係者は「今週末は中東情勢がこれ以上悪化しないか注意しつつ、金曜日に発表されるアメリカの雇用統計を見極める展開になりそうだ」と指摘しています。

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