長崎市の諏訪神社の秋の大祭 長崎くんちの開幕まであと5日です。
3日は今年出演する踊町が本番で使う衣装などを披露する「庭見せ」が行われ、それぞれの町で準備が進められています。
龍踊を奉納する五嶋町は町内で建設が進む自動車販売店で庭見せを行います。
会場には龍を飾る土台が設置され、関係者が準備に追われていました。
庭見せは10月3日に行われる長崎くんちの行事です。
今年出演する踊町が家や店舗などを開放し、衣装や道具、楽器などを披露し、奉納の準備が整ったことを示します。
五嶋町の会場にはすでに傘鉾の飾や布飾りの垂が運び込まれ、飾り付けが進められています。
一方、こちらは鯱太鼓を奉納する銀屋町です。
38人が担ぐ伝統の山飾を展示する会場には、1日限定の庭を作ることになっていて、庭園デザイナーの石原和幸さんが手がけます。
石原さんが庭見せ会場の庭を担当するのは2023年に続き2回目で、今回は山飾を囲むように盆栽や竹などを使って4つの庭を作ります。
石原さんのイメージをもとに大きな盆栽をクレーンで吊り上げるなど、午後から作業を始めました。
三原庭園 片野泰助 営業統括部長
「背面の背を高くして手前にはインパクトを持ってくる形で山飾だけでも素敵だが、庭があることで山飾をより引き立てられるよう立体感を持った庭を作る」
庭見せは、今年出演する7つの踊町で3日午後5時から始まる予定です。
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