最新のシステムを使った無人のキャッシュレス決済店舗が四国で初めて、松山大学のキャンパス内にオープンしました。

田中日南子記者:
「きょう開店した無人店舗。一体何秒で買い物できるのか計ってみます。21秒です!早いですよ」

商品を手に取り、何点購入していてもキャッシュレスで最後にまとめて決済するだけ。最短20秒で買い物ができます。

松山大学のキャンパスにオープンしたのは無人決済店舗「chopitto(チョピット)」。店舗の天井に設置された20個のカメラが人の手の動きを認識し、棚に付いた重量センサーによって、誰がどの商品を手に取ったのか把握。このためレジで商品のバーコードをひとつひとつ読み取ることなく、QRコードや電子マネー決済をするだけで買い物が完了します。

この無人決済の店舗は、レデイ薬局が東京に本社を置く会社の無人決済システムを導入し、四国で初めてオープンしました。

レデイ薬局・白石明生社長:
「この手軽さを多くの人たちに届けられるよう、この店舗の展開をどんどん進めていきたいと考えております」

松山大学・新井英夫理事長:
「このような学生たちがワクワクする、そして魅力的な店舗になりました」

広さ15平米の小さな店舗ですが品ぞろえは食べ物や飲み物、お菓子など約400点。学生たちもさっそく無人店舗での買い物を楽しんでいました。

女子大学生:
「びっくりしましたね。手に持ってるものがすぐ画面に表示されて、すぐ買い物できたので、すごく便利だなと思いました。お菓子もたくさんあって、勉強の合間とかにもここで買えるので、使っていこうと思います」

無人決済店舗は学生だけでなく一般の人も利用できるということです。レデイ薬局は今回の店舗で運用を確立させ、店舗の拡大も検討していきたいとしています。

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