三菱UFJフィナンシャルグループの銀行と証券2社が顧客企業の非公開情報を無断で共有していた問題で、東京証券取引所はグループ内の証券2社にあわせて5000万円の支払いを命じる処分を発表しました。
三菱UFJ銀行とグループ内の証券2社は顧客企業の株式の売り出し時期や金額などを含む非公開情報を無断で共有したとして、金融庁から業務改善命令を受けています。
この問題を受け、東京証券取引所は証券2社に対してあわせて5000万円の支払いを求める処分を発表しました。内訳は、▼三菱UFJモルガン・スタンレー証券に4000万円、▼モルガン・スタンレーMUFG証券に1000万円となっています。
処分を受けて、三菱UFJモルガン・スタンレー証券は「再発防止に向けた改善対応策を着実に実行し、グループの総合力を活かしたお客様本位の営業活動を実践することで、信頼の回復に努めてまいります」とコメントしています。
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