大企業・製造業の景気判断は3カ月前と比べて横ばいとなりました。

日銀は9月の短観を発表し、景気が「良い」と答えた企業の割合から「悪い」と答えた企業の割合を差し引いた指数が、大企業・製造業でプラス13となり、前回の6月の調査から横ばいでした。

半導体やIT関連の需要が回復した一方で、中国経済が後退したことなどから海外需要が減速することへの懸念も出ました。

また、大企業の非製造業はプラス34ポイントで前回の調査より1ポイント上回り、2期ぶりに改善しました。

宿泊業や飲食業で外国人旅行者の増加を受け人件費などを価格転嫁する動きが広がったことや、小売業で猛暑によるエアコンの売り上げが好調だったことなどが影響しました。

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