日本銀行が3カ月ごとに企業の景況感を調査する「短観」=全国企業短期経済観測調査で、大企業・製造業は横ばいだったものの、大企業・非製造業は2期ぶりに改善しました。

 短観の調査は8月末から9月末にかけて行われました。

 景気が「良い」と答えた企業から「悪い」と答えた企業の割合を引いた指数は、大企業の製造業ではプラス13となり、前回6月の調査と変わらず横ばいでした。

 繊維や非鉄金属、電気機械などが改善した一方で、海外の需要が減速し、鉄鋼や自動車などが悪化しました。

 大企業・非製造業は、1ポイント上昇して2期ぶりに改善しました。

 台風など災害の影響でレジャーなどの需要が落ち込んだものの、小売りなどは猛暑の影響で夏物の衣類が売れるなどして伸びました。

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