青のりの原料となるスジアオノリを陸上で養殖する施設が県内で初めて伊江村に完成しました。

伊江村にオープンしたのは青のりの原料、スジアオノリを陸上で養殖する施設で4月23日、落成式が執り行われました。スジアオノリは青のりの中でも香りが良く高級品種として高値で取引されていますが、温暖化の影響で全国的に生産量が減少しています。
完成した施設では屋内でスジアオノリの種苗を育てた後、屋外の水槽に移して栽培し、収穫後は乾燥までの工程を行い、業者などに出荷します。

伊江漁業協同組合 八前隆一組合長
「お好み焼きや焼きそばにふりかけるようなのりです。『琉球あおのり』という商標で県外でも県内でも販売をして皆さんの元に届けていきたいと思います。」

スジアオノリは加工後、「琉球あおのり」として販売される予定で初年度は5トン、今後は年間で10トンの生産を目指します。

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