2023年にホタテの稚貝が大量死した北海道網走市の能取湖(のとろこ)では、水揚げしたホタテの稚貝の出荷作業が始まっています。


 網走市の能取湖では、4月23日からホタテの稚貝の出荷作業が始まりました。

 湖内で育てていた稚貝が入ったかごを引き揚げ、港で待つ家族らが次々と稚貝を取り出しました。

 能取湖では2023年、ホタテの稚貝の出荷予定の約90%が原因不明の大量死に見舞われ、被害総額は約7億円に上ります。

 西網走漁協は「去年のことがあり心配していたが、今年は順調に成長していてうれしい」と話しています。

 2024年は例年並みの稚貝を生産する予定で、出荷は5月中旬まで続きます。

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