日本銀行の植田和男総裁が初めて万博会場を視察しました。
9月24日午前、大阪・関西万博の会場となる夢洲を視察した日本銀行の植田和男総裁。大屋根リングにのぼり、建設における苦労や万博終了後の流れなどについて担当者から説明を受けたということです。
(日本銀行 植田和男総裁)「新しい技術の展示について議論することでよりコマーシャライズ(商業化)できるとか、関西にはこれまで気づかなかった良い面があると感じていただくことが必要だと思います」
午後には関西の経済4団体との懇談会に出席。9月20日に日銀が政策金利をこれまでと同様の「0.25%」に据え置く方針を決定したことを受けて、植田総裁は、急いで利上げをするのではなくアメリカをはじめとする海外や国内の経済・物価の動向を慎重に見極めていく姿勢を示しました。
今後、経済・物価の動向が見通しどおりであれば利上げを進めていく考えですが、時期については慎重に見極めるとしています。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。