9月20日に発売されたAppleの最新スマートフォン「iPhone16」。独自の生成AI機能も搭載です。

 20日に発売となったiPhone16。大阪の「Apple心斎橋」では、早朝から商品を求める多くの人が列を作りました。

 「(新機種)発表を見てからすごく楽しみにしていました」
 「誰よりも早く新しいiPhone16をさわりたい。カメラの操作性がかなり変わるので、それがどんな感じなのか手に入れたらすぐに試したいです」

 iPhone16は、指の動きや押す強さでズームができる機能や、Apple独自のAIで“端末に保存された画像を文章で検索できる”機能などが新たに追加されたということです。

 午前8時の開店と同時に、店内は人でいっぱいに。

 「大阪市内で一番にゲットしたぞ!いや~うれしいですね」

 iPhone16の価格は12万4800円~。スマートフォンの価格が値上がりし続ける中、今、注目されているのが「中古スマホ」です。大阪市内にある中古スマホ販売店「イオシスなんば店」を訪ねてみました。

 (客)「(Q新品ではなく中古スマホにするのはなぜ?)新品よりも安くて、自分で好きな携帯がたくさんの中から選べるので」
 (客)「(Q中古のほうがいい?)中古のほうが値段が安いから中古のほうがいいかな」

 iPhone16が販売を受け、中古スマホの価格に変化は起きるのでしょうか?

 (イオシスなんば店 甲斐優馬副店長)「iPhone16を購入された方が、前まで持っていた旧機種を売りに来られて、そのタイミングで中古市場に旧機種の在庫がかなり出回るので、旧機種の価格がどんどん下がってくる。ひとつ前の機種(iPhone15)は、1~2割ほど下がっていく。定価からすると2~3万円ほど安くなっていくのではないか」

 さらに、2つ前の機種、iPhone14だと定価より4万円ほど安く買えるといいます。一方で…

 (客)「最新のiPhone16ProMax買いました。今は前の機種を使っているんですけど、新しいのを買って使わなくなるので、中古スマホ店を回って少しでも高いところで売れたらなと思っています」

 こちらのお店では中古スマホを売る場合、現在、iPhone15で定価の5割~6割で買い取ってくれるといいます。高く買い取ってもらえるタイミングというのはあるのでしょうか?

 (イオシスなんば店 甲斐優馬副店長)「(iPhone15から)iPhone16に買い換えるという方は、今のタイミングが(売る)ベストだと思います」

 また、最新機種に近い中古スマホをより安く手に入れるにはもう少し待ったほうがいいといいます。

 (イオシスなんば店 甲斐優馬副店長)「旧機種(iPhone15)の価格が落ちてくるのが10月半ばから11月頭。ちょっと待って11月とかに買っていただくのがベストかなと」

 「最新機種」か「中古スマホ」か…。みなさん、どちらを選びますか?

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