日本で初となる電車のラッピングのコラボです!JR西日本と広島電鉄がお互いにデザインを交換した特別な車両の運行が20日から始まりました。
広電西広島電停に姿を見せたのは…広島カラーの赤色が特徴なJR西日本の「レッドウィング」!ではなく、そのデザインがラッピングされた路面電車です。
来年春に誕生する新たな駅ビル2階に路面電車が乗り入れるのをきっかけにJR西日本と広島電鉄、両社の結びつきを強め広島駅を盛り上げようと企画されました。
【久保田記者】
「外から見ますと小さく短くなったちょっと可愛いJRの車両といったイメージです。中は広電にも関わらずJRの歴史が学べます」
中の座席のシートも一部でコラボ。
正規の「布」を互いに購入し、張り替えたとあって、これには両社の社長・支社長も…
「緑のシート?じゃあ僕は赤いシートで…あっはっは」
お互いのシートの乗り心地を確かめました。
「JRのような路面電車」は20日から当面の間、宮島口駅から広島駅まで一日5、6往復運行されます。
【久保田記者】
「あ、ありましたね。JRの車両が並ぶ中、お~路面電車だ」
一方のJR西日本でも広島電鉄の「グリーンムーバーMAX」に様変わりした車両がお披露目されました。
ヘッドライトの周りにデザインを描くのはJRの車両では、あまり見られないとあって「見て楽しい、乗って楽しい」コラボトレインが完成しました。
こちらは山陽本線の福山駅から新山口駅まで、また呉線や可部線でも2026年度まで走る予定だということです。
<スタジオ>
【コメンテーター:叡啓大学・早田吉伸 教授】(地域活性化や社会システムデザインが専門)
「広島の交通の利便性を上げるには両者の連携は不可欠です。広島の新駅ビルをはじめとして、街の姿が変わってきている最中なので、企業の枠を超えたいろんな連携に期待したいですね」
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