赤磐市で誘致の動きがあるアメリカの会員制ディスカウントストア「コストコ」について。友實武則市長が、トップセールスを行っていることが明らかになりました。
9月4日に行われた赤磐市議会の一般質問で友實武則市長が答弁し、千葉県の「コストコホールセールジャパン」と交渉していることを明らかにしました。17日に開かれた市議会の委員会では、トップセールスしているにも関わらず、これまで、議会に報告されていなかったことに対し、市長に説明を求めました。
(赤磐市 友實武則市長)
「報告できなかったのは申し訳ない、最終合意していないから言えなかった」
「コストコ」は、会員制のディスカウントストアで、日用雑貨や食品など大きなサイズの商品が並ぶ人気の店舗です。中国・四国地方では、2013年に広島市内に出店していて、その集客力が期待されています。
赤磐市南部の新拠点構想の一環で交渉しているもので、市役所から2キロほど離れた河本・岩田地区での整備を検討しています。他にも道の駅やバスターミナルなどを設ける計画で、市は現在、農地から商業地への転用を目指し、県や国と協議しています。
(赤磐市 友實武則市長)
「私の意志だけではどうにもならないこと、それぞれの企業の思いを尊しながらやっていくのが大事」
(産業建設常任委員会 金谷文則委員長)
「どういう企業が来るのかが、市民生活を含めて一番心配なこと、それが明らかにされないまま、この会社に決まりましたとなった時には、私たちの生活に問題ないかというのが一番」
委員会はコストコの誘致は賛成としたうえで、特定の企業に対してのアプローチに問題はないかや、周辺住民の理解が得られるかなど、今後、議論を進めていく方針です。
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