(ブルームバーグ):ドイツ自動車メーカー、フォルクスワーゲン(VW)は年内に工場閉鎖を断行し、1万5000人余りの削減につながる可能性があると、ジェフリーズのアナリストが予測した。
ジェフリーズが16日、VW幹部の発言を基にまとめたリポートによれば、同社は監査役会から承認を得なくとも生産施設の閉鎖が可能であり、10-12月(第4四半期)に最大40億ユーロ(約6200億円)引当金を計上する可能性がある。
アナリストは「VWがレイオフを余儀なくされる一方で、労働組合は新たな協約合意への圧力を感じるだろう」と指摘、「工場閉鎖のリスクはあるが、労組がストライキを行えるのは賃金のみであり、工場閉鎖やレイオフが契約で守られていない場合はストは行えない」と続けた。
VWの広報担当者はコメントを避けた。
原題:VW Weighs Cutting 15,000 Staff on Plant Closures, Jefferies Says
(抜粋)
--取材協力:Monica Raymunt.もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp
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