西条市周桑地区で、愛媛で唯一生産されているのクルミの収穫が今年もスタートしました。

高たんぱく、低糖質で美容面でも注目されるクルミ。周桑地区は健康志向の高まりや耕作放棄地の有効な活用などから、クルミの栽培を16年前から開始。6戸の農家が育てています。山之内守さんも収穫を9月13日に始め、高所作業車などを使いながら大きく実ったクルミを次々と摘んでいます。周桑産の品種は味が濃厚な「信濃クルミ」です。

クルミは緑色の果皮を取り除き、さらに茶色で堅い核を割ると食べられる「仁」が現れます。

山之内守さん:
「梅雨上がりのお天気も順調に行きましたので、いいクルミが出来てます。ローストして酒の肴、ウイスキー、ブランデーのあてにする。コレが一番おいしい召し上がり方かと思います」

JA周桑によりますと、クルミは収穫が10月上旬まで続き、去年並みの500キロが見込まれています。選果場で自然乾燥させたあと、JA直売所の「周ちゃん広場」などで11月下旬から販売されるということです。

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