洋上風力発電の追い風となるでしょうか。蓄電池事業を手がけるベンチャー企業「パワーエックス」は、風力発電などで得た電気を蓄電池を搭載した運搬船で手掛ける子会社を設立したと発表しました。
パワーエックス 伊藤正裕 社長
「『海上パワーグリッド』は、海を送電線、パワーグリッドとして使う全く新しい電力の輸送方法を提案する会社です」
パワーエックスが設立した子会社「海上パワーグリッド」は、蓄電池に貯めた電気を運搬する「電気運搬船」の開発や海上での電力輸送を担う会社です。
運搬船に搭載する蓄電池の開発にメドがついたことなどから、運搬船事業を子会社化することで事業をさらに加速させたい考えです。
洋上風力発電をめぐっては、次世代の再生可能エネルギーとして期待されていますが、海底にケーブルを敷設するコストが高いなど課題があり、電気を輸送する運搬船でコストを下げられるかが焦点です。
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