水島海上保安部に最新鋭の巡視艇が配備され、4月23日倉敷市で就役披露式が行われました。

水島海保に配備された「まびかぜ」は、3月5日に引退した「にいかぜ」の後継となる船で、総トン数26トン全長20メートル定員5人の小型の巡視艇です。

船体の左右には停船命令などを表示できる電光掲示板を装備しているほか、夜間でも周囲を監視できる最新の装置を備えています。

また感染症が疑われる人を搬送できる隔離スペースも船内に設けています。23日は関係者約50人が出席して倉敷市で就役披露式が行われ、最新鋭の巡視艇の就航を祝いました。

(水島海上保安部巡視艇「まびかぜ」 東山佳弘船長)
「地域の皆さんのニーズに応えられるよう「まびかぜ」乗組員が一丸となって海上保安業務に精進していきたい」

「まびかぜ」は、3月19日に水島海保に配備されていて、他の3隻の巡視艇とともに海難救助や法令違反の取締り、海上でのパトロールなどにあたります。

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