宮城県気仙沼市では9月12日、子供たちにふるさとの基幹産業である水産業を学んでもらおうと漁船の見学会が開かれました。
漁船を見学したのは、気仙沼市立九条小学校の5年生39人です。子供たちは遠洋マグロはえ縄漁船に乗り込み、船内の設備などを見学しました。
乗組員
「インドネシア人のコック長ですが、そのコック長も日本食を習って日本船に来ているから、ある程度日本食は食べられます」
この漁船見学は子供たちにふるさとの基幹産業である漁業への理解を深めてもらおうと、気仙沼市などが毎年、実施しているものです。
参加した子供たちは獲った魚を凍らせて保存できる凍結室などを回りながら、船内の生活などについて説明を受けました。
また、12日はミナミマグロの握り寿司が振る舞われ、子供たちがその味を楽しんでいました。
児童
「めちゃくちゃおいしい」
「船の中を見たのは初めてで、マグロをとっている人も大変だと思った」
「この船の中で1年近く過ごしているのはすごくてびっくりした」
子供たちは普段、外から見る漁船の内部を知ることで、漁業への関心を深めているようでした。
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