高級外車を相場より高い値段で不正にローン契約させた詐欺事件で逮捕された中古車販売店の社長が「適正価格だ」などと供述していることが分かりました。
中古車販売店「Y’zONE(ワイズワン)」の社長、片野田洋介容疑者(45)、会社役員の南本龍也容疑者(45)と、弟の満容疑者(39)は去年、男性(50代)に高級外車「マセラティ」を購入するためのおよそ1500万円のローン契約を不正に結ばせ、ローン会社から金をだまし取った疑いが持たれています。
警察によると片野田容疑者らはマセラティを2780万円で男性に購入させましたが、実際の相場は600万円ほどだということです。
捜査関係者によると片野田容疑者は「相手がその価格で納得しているのであればそれが適正価格だ」と供述していることが分かりました。
警察は3人の認否を明らかにしていませんが、余罪があるとみて捜査しています。
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