飲料大手のキリンホールディングスは健康食品などを扱うファンケルへのTOB(株式公開買い付け)が成立したと発表しました。

 キリンは6月からファンケルへのTOBを実施していて、買い付け期限となる今月11日時点でTOBが成立したということです。

 これにより、ファンケルは9月19日付でキリンの連結子会社になります。

 キリンは今後、ファンケルを完全子会社にする予定で、買収総額は約2300億円に上ります。

 主力である酒類事業の将来的な縮小を見据え、健康関連事業の拡大を進めます。

 南方社長は「アジア・パシフィック最大級のヘルスサイエンス・カンパニーを目指し、グループ全体の成長を実現します」とコメントしています。

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